あなたside
私の話を黙って聞いてくれてたジュネ。
でも返事をしてくれない。
なんかかんがえてるみたい。
あーあ言っちゃったのが間違いだよね。
私のこんなワガママ聞いてジュネに嫌われちゃったかな。不安で心配。
涙が止まらないし。。。
そんなことを考えていると、ジュネが立って私の手を繋いで歩き出した。
それでも黙って歩き続けるジュネ。
しっかりと私の手を握ってくれてる。
2人で黙って手を繋いで帰る。
なんだか、ドキドキする。何年ぶりだろ。
歩きつづけていると、ジュネが口を開いた。
ジュネの言葉を聞いてもっと涙が溢れてきた。それにジュネの背中がめちゃくちゃカッコよく見えた。
出た出たドヤ顔。昔っからナルシストな部分あるんだから笑笑
家までは後どのくらいかな?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!