『かいと先輩の好きな人、誰なんですか?』
『いおりだよ』
冗談に決まってるやないかい
学校にもう少しで着くんだけど...
隣の車両にはバスケ部のリュックを背負ったかいと先輩が...
脳内再生の数が半端じゃない!
普通に考えてあんなかっこいい人が
あたしなんかを好きになるはずがないんだから!
〖まもなくー、▷▷ー、▷▷です〗
いつも通りドアが開く
すると、スマホに夢中だったかいと先輩を見つけた
かわいい先輩がかいと先輩に駆け寄った
あの人...誰...?
彼女...!?
かいと先輩とかわいい先輩はふたりで学校まで向かっていった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。