今日は委員会で遅くなっちゃった。
空も薄暗い…。
早く帰らなきゃ。
あれ?
今頃教室にいる人なんていたんだ…。
清水君の机になにか入れてる?
女子に頼まれて手紙とか入れてるのかな?
やばい。
目が合っちゃった…。
小学校の頃の私は
周りに馴染めなくて浮いていた。
だからいじめっ子からしたらいい標的だったのかもしれない。
でも中学に進学してからはイジメられるのは無くなったけど
周りから見られる視線は痛かった。
だから高校に行ったら変えようと思って
前の自分を変えた。
でも進学した高校に小学の頃のいじめっ子がいて
正直嫌だった。
その経験から学んだことは1つ。
笑っていればいいってことーー
声震えてた…?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!