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第3話

ある意味運命
15
2017/10/12 05:03
楠原咲良
はぁ…。
学校に着くなり、もう疲れた。
せっかくだから通学路を歩いて行きたいと希望した為
学校で待っていたお母さんは大騒ぎ。
まあだろうね。
制服がこんなんなんだから。
何があったの?!
転んだの?!!
どこで??!!
楠原咲良
雷みたいな人にあったんだよ。
呟いた私の声はお母さんに届く前に
お母さんの動機で消されてしまった
すごく絶望感のある目をしていたのを私は見逃さなかった。
周りの人から見る私も凄かったんだろう。
みんなして私を見ていた。
まぁだろうね。
制服がこんなんなんだから。
すれ違う先輩やぎこちなく制服を着た新入生達から
"制服が悲惨だった人"
と呼ばれる日が来るのは
また別のお話なんだけれども。
登校した私を見た先生が、学校に飾られている制服をレンタルしてくれたから、入学式の写真にはまともな私の姿が写っている。
入学式早々、たくさんの人に迷惑を掛けてしまって申し訳なさが増す。
楠原咲良
どれもこれもあの男のせいだ…。
私の輝かしい青春の1ページに泥を塗ったのはあいつだ。
名前も知らないあいつだ。
楠原咲良
あのクソ男…
見つけたら首に引っ付いて息の根留めてやるからな…
櫻田和也
わっ。また強気な女の子が入学してきたねえ
危なかった。
しりもちだけで済んでよかった。
櫻田和也
あぁっ!!
ごめんこめん!!!!
びっくりしたよね???
うわぁぁぁぁごめんなさい!!!
眼鏡をかけたその人は犬見たいに表情がコロコロ変わる。
陽気な笑顔から一気に目を見開いたと思ったら
みるみるうちに青ざめてくる。
櫻田和也
いきなり話し掛けてごめんね!
はいっ!!
青ざめていたと思ったカオは気付いたら明るい太陽みたいな笑顔に変わっていて、彼から差し出される手は大きくて色白だった。
楠原咲良
…ありがとうございます。
櫻田和也
いえいえ!
急に話し掛けてごめんね?
僕、2年の櫻田和也(サクラダカズヤ)です。
校舎広いから迷ったかと思ったんだ。
でもそうじゃなさそうだったね。ごめんね!
長々ずらずらと話すその"和也先輩"とやらは、
高身長でサラっとした髪の毛だ。
まつ毛も女の人みたいに長くて、少し乙女チックだ。
楠原咲良
楠原咲良です。
入学早々ご迷惑かけてしまいましたかね、すいません
櫻田和也
いやいや、何で謝るの?!
君は何もしてないよ〜!!!
あ、言われてみればそうだ。
どちらかというとこの人の方が…
櫻田和也
僕の方が悪いことしちゃったし!!!
…はい。
楠原咲良
話しかけて下さってありがとうございました。
私はこれで失礼しますね。
櫻田和也
あっはい!!
じゃあ、また会ったときにね。
優しい笑顔で返してくれる先輩。
こういう人がいると凄く落ちつきますよね。
先輩に背を向けて教室に歩みを進めた。
早瀬将生
和也〜!!
やっほ!!!!!!!
…ん?
耳に止まった声はどこかで聞いたことがあるものだった。
櫻田和也
おぉ将生!
入学ここなの?!
嫌な予感がする。
早瀬将生
っそ。
和也追いかけてきた。
絶対負けねえぞここでも。
櫻田和也
負けず嫌いだなぁ笑
高校もそんなにかわんないよ?
恐る恐る振り返ってみた。
早瀬将生
俺だって負ける気ねえし!!!
なめんなよ!!!!!!
お前かー!!!!!!!!!!!!!!