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第6話

カンカンと電車の近付く音が鳴る。
✕✕✕
✕✕✕
遊馬!
彼奴は、変わらぬ笑顔で、其処に居た。
南雲遊馬
探した...ずっと...ずっと...
何も目に入らなかった。

ただ、ただ、

彼女に引き寄せられていった。
✕✕✕
✕✕✕
ねぇ、遊馬。
三年前の約束、覚えてる?
南雲遊馬
約束...?
✕✕✕
✕✕✕
守ってくれるよね。
あと...私の名前、覚えてる?
うふふっ、と、楽しそうに、笑う。



名前。約束。
あれ、確か、俺は...
✕✕✕
✕✕✕
あのね、遊馬。
私の名前はね...
風に乗って。

耳元で。

何処か遠くで。

____あぁ、思い出した。
全部、全部。
鼓膜を破るような警報が鳴り響く。
楽しそうに、意地悪に、

笑い声が響く。
汗が滴る。

蝉が鳴く。

太陽が刺す。
悲鳴が、聞こえる。
南雲遊馬
すぐ行くよ。
そう言って。そう約束して。
三年前。
俺は、彼奴を...







此処で____




~Fin~