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第23話

彩花side
102
2018/03/29 14:24





私は、どうしたらいいのだろう。




隼人に聞きたい。


会いたい。





会って話がしたい。







でも、怖い。









今日は月曜日。




抜け殻状態のまま、私は大学へ向かった。










彩花  はあ…………







優  おはよ、どうした?
   ため息とか、らしくないな。




あ、優くん…

心配とか、かけちゃダメだ…




彩花  あ、優くん……おはよ!ニコッ






優  ??なんでそんなに無理に笑うの?




彩花  え?





無理に笑ってた__?

私、無理に笑ってたんだ。





優  俺でよければ話聞くよ?




彩花  うん。。。








それから私は、今までのことを優くんに話した。

優くんは、話が終わるまで

ずっと黙って待っていてくれた。




そして___










(頭ポンポン




優  よく頑張ったな。
   でも、我慢することないんじゃない?



   今は、泣いていいよ。





この人は、なんでこんなに優しいの_?





彩花  うぅ……ヒック……うぅ
    くるしかったぁ、ヒック





このとき、

今まで私の中にあった

不安や不満が、全部、

溶けていった__














たぶん、そこから。


私が優くんを意識したのは。










この数日後、あなたのアパートに

お隣さんが越してきた____






名前は、相原翔さん。

最近、あなたが元気ないと思ったら、

どうやら、相原さんが好きみたい。








あれ?私、

なんか、、ほっとした?

あなたが優くんを好きじゃないって

わかったから___?



最低だ。

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