第7話

放課後
325
2017/10/13 07:28
イツキside

授業も終わり、自分の仕事も済ませ俺は教室で藍の用事が終わるのを待つ。
あ、イツキ…!待たせてごめんね?
イツキ
あぁ、構わない
藍は走ってきたのか少し汗ばんでる。
ここでは、流石にまずいか。
まだ部活をしてる奴もいるし帰ってきたらまずい。
だから俺は場所を移す事にした。
体育館でする部は今日は休みだったので今は誰もいない事を思い出した。
イツキ
場所を移す、体育館に行こう
え…なんで…?
イツキ
誰か来たらまずいからに決まってるだろ
俺がそういうと藍がそっか…とだけ言い黙り込んでしまった。
ま、話の内容を聞いてこないのにはこっちも都合がいい。
体育館に着くと俺は体育館倉庫に入る、念には念を押しといた方がいいからな。すると藍がようやく口を開いた。
ねぇ…イツキ、話って…何?
藍が恐る恐るそう聞く。
イツキ
あぁ、話っていうかお前と楽しい事したいなーって
え?それってどういう──
藍が言い終わる前に俺は藍を押し倒していた。
突然の事だったからか藍は咄嗟に抵抗する。
だが藍の力で俺に到底かなうわけもなく、藍は抵抗しなくなった。
俺はそのまま自分のブレザーとシャツを脱ぐ。
流石におかしいと思ったのか藍が
い、イツキ?な、何を…
なんて怯えた目で言った。
あぁ、それだよ、俺に向けるその目。それが欲しかったんだよ、その顔もっと見せてくれよ?

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