次の日の朝
学校がある日
親からのオッケーが出たことをまだ言っていない
すると、先輩からのLINEが来ていた
ついこの間の事だと私は思った
この時、1週間は過ぎていた
シゲ)なぁ?この間の話なんやけども、親どう言ってた?オッケー貰えたん?
さつき)あっ、はい!!ちゃんと貰えましたよ!
シゲ)ならはよ帰ろ!
さつき)あっ、はい!!
友達)あっ、さつき!一緒に帰ろう!ってまた先輩も一緒?
友達)ねぇさつき?先輩とはどうなの?付き合ってるの?
さつき)はぁ!そんな訳ないでしょ?
友達)だって!!いつも一緒に帰ろうとしてんじゃん!
さつき)まぁそうだけとも、付き合ってはいないからね!!
シゲ)おい!帰ろうぜー!
さつき)あっ、はい!!じゃあねー!
友達)うん…じゃあね!
先輩の家に着いた
さつき)お邪魔します!
シゲ)じゃあこっちに荷物とかは置いてな?
さつき)あっ、はい!!
先輩はソファに腰掛けた
シゲ)なぁちょっといいか?
さつき)はい?どうかしたんですか?
シゲ)さつきってなんで俺のこと学校で先輩って呼んでるん?
さつき)えっ?学校では先輩じゃないですか!?
シゲ)俺のことシゲって呼んでほしいんやけども…
さつき)でも、私達付き合ってもいないし、私だってブサイクだしww
シゲ)はぁ?ちょっといいか?俺が言いたいことはなんでシゲって呼ばないのか?って聞いとんねん
私はシゲって呼びたいけども学校では言いにくいじゃん…
さつき)シゲ…
シゲ)へ?今俺のことシゲって言った?
さつき)いや言ってない
シゲ)今のは空耳かな?…
さつき)嘘言いました
シゲ)ちゃんと言えるんやん?なら俺の彼女の権利あるな?
さつき)へっ?今なんて言いました?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!