すると、マサイが、
「雨、止まない、な。」
「そうだね。いつ止むんだろ。」
すると君は、コッソリ言ったつもりかも知れないけれど、私にはしっかり聞こえてて、
「お前といられるならやまなくてもいい」
え、
それは受け止めてもいいの?
「え、マサイ?」
「俺、あなたと居られるなら雨止まなくてもいい。」
「私も、マサイとずっと一緒に居たい。」
照れながらも必死に言った言葉____
すると、真っ赤にさせた顔を隠したいのか、優しく、ギュッと、ハグしてくれた。
マサイの背中は、少しゴツゴツしてて、でも、男らしくて、雨の優しい匂いがした。
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