第66話

#64 言っちゃった〜
4,545
2017/11/18 06:51
数日後────









あなた「おはよう淳太くん」









中「おお、今日から学校なん?」









あなた「うんもう大丈夫やから」









中「そかよかったなぁ」









あなた「ほんまやな〜」














中「ほな行こか」









あなた「おん」









ガチャッ









重「あ、あなた、」









あなた「大毅!」









重「治ったんや

よかったな」









あなた「また一緒に行けるわ」









重「せやな」














IN学校────









響「あなた!大丈夫やった!?」









あなた「もう平気!」









響「よかったわ、心配したで!

連絡なんも無かったから!」









あなた「ごめんごめんw」









響「今日は無理しやんでな!」









あなた「はいはいw」









ガラッ









クラスに居た全員に見られた









机には、









『死ね』









『ビッチ』









と書かれた紙が置いてあって









大毅が私の家に入る写真と、









小瀧と流星と私が玄関で話してる写真も置いてあった









盗撮やん、こんなん、









鷹「あなたちゃん彼氏居たのに、

どぉしてのんちゃんとりゅうせぇくんを家に上げてるの?










調子乗って浮気とかしちゃってる感じ?w」









最後の言葉の時だけ声が低くなって、









その声が深く心に響いた









なんでこういう時に小瀧と流星居らんの、









鷹「最初に言ったはず

『調子乗んなよ』って」









あなた「、、、」









鷹「聞いてんの?馬鹿みたいに突っ立って

もしかしてショックなの?w」









ショックなのかって言えば、









ショックなのかもしれない









けど、









あなた「大毅とは付き合ってないし

小瀧とも流星とも付き合ってない

浮気を疑われる行為もしたかどうかとか、

あんたらには分かんないはずや

まぁ、してへんけど

でもこんなことに関係ない人を巻き込まんで欲しい

大毅も小瀧も流星も悪くないし

盗撮されなきゃいけない理由なんてない」









あーあ、言っちゃったよ〜









鷹「、、、っ、は?マジなんなの、

ウザいんだよ!あんたみたいなやつ死んじゃえ!」









ビュッ









あなた「いった、」









鷹森が投げてきたのはカッターで、









それが頬をかすった



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