第69話

#67 本性
4,627
2017/11/20 08:34
ガラッ









教室










鷹「のんちゃん来てたの!?

しばらく来てなかったから寂しかったよぉ、」









さっきとの温度差、









小「お前やろ」









疑問形にもせずに小瀧は聞いた









鷹「えっ?なにが?」









小「とぼけんな

あなたのこと傷つけたんお前やろ」









鷹「あなたちゃん?ちがうよ?

怪我しちゃったのぉ?」









小「お前のおかげでな

いいかげん本性現したらどうや?」









鷹「ほ、本性って、なんのこと?」









小「他の奴を使うてあなたのこと虐めてたんやろ」









鷹「うっ、それは、あずさじゃないもん、」









小「じゃあ誰がやったんや

お前以外に誰が居るんや」









鷹「み、みさちゃんとか、」









美「はぁ?私がやるわけないし!」









男子b「お、おい、」









美「もう限界、

今まで脅されてたけど、あんたの下についてるのは

もう沢山!

あなた、ごめん今まで」









あなた「あっ、いや、ええよ別に、」









優「そんなん言ったら、私だってもうやだ!

濡れ衣着せされんのももう無理!」









鷹「な、そ、そんなこと言って、

今度はあんた達が虐められるわよ!

あ、」









小「ふっw

本性現したな」









鷹「くっ、」









鷹森は悔しそうに唇を噛んだ









小「次から、

あなたに手ぇ出したやつは許さん

まぁ今回のも許さんけど

あと、

あなた泣かしたら、

どうなるか分かっとるよな?

学校のことなら、

『TOP』の力でどうにか出来るんやからな」









鷹「なんで、

なんで、のんちゃんはそいつに構うの!?」









自分の仮面を脱ぎ捨てた鷹森は怒鳴った









教室から出ていこうとした小瀧は、









ゆっくり振り返ってこう言った









小「こいつと一緒に居りたいからやけど、

なんか文句あるん?」




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