バン
瑠陽『うぉ?!』
『お待たせ!』
瑠陽『お、おう(汗)もう少し静かに開けろよ』
『行こ!』
瑠陽『(スルーかよw)』
『ってか、何でタクシーなの?車好きのお前なら普通自分の車で来るべ?』
瑠陽『本当は車で来たかったんだけどさー。今、丁度車検出しててさ。』
『あぁー、そっか。』
瑠陽『うん』
『何乗ってんの?』
瑠陽『俺はねー、シルビアS15』
『昔から言ってたね』
瑠陽『そうそう。やめようかな、とか思ったけど。シルビア以外考えられなくてw』
『瑠陽らしいわw』
瑠陽『ちなみに色は赤w』
『さすが!w』
瑠陽『赤黒は最強すぎるな』
『(σ゚∀゚)σそれなッッ!!!』
『黄色もなかなかイイんだけどね』
瑠陽『一瞬迷ったんだよねぇー』
『赤か黄色?』
瑠陽『コクコク』
話してる間に駐車場到着
テクテクテクテク
『ほら、これ。』
瑠陽『おぉー!やっぱりジムニーですかw』
『ジムニーに限る!w』
瑠陽『JA11?』
『そうそう!』
瑠陽『結局、JA11かよw』
『www』
瑠陽『乗っていい?』
『一緒に帰るんだから乗るべw』
瑠陽『www』
ガチャ バン
瑠陽『すげー!ちょーカッコイイ!!』
『だろ!?』
瑠陽『おう!え、運転したい!』
『いいよー!』
瑠陽『マジで!?ホントに?!』
『ホントに!』
瑠陽『ヤッターー!』
瑠陽『お前、まじ神』
『(*`ω´*)ドヤッ』
瑠陽『ドヤ顔ウザいけど今回は勘弁してやるよ』←
『何で上から目線なんだよ』
瑠陽『ってか、週刊誌とかに撮られないの?』
『大丈夫じゃね?スタジオで一緒に帰ろうって言ってるし』
瑠陽『あ、そっか。じゃあ、大丈夫だ』←何がだよ
『冬タイヤにしたー?』
瑠陽『いや、まだ。お前は?』
『明日しようかなぁ~って思っててさ』
瑠陽『今、混んでね?皆変えるから。』
『d(*´Д`*)ゞソゥソゥ♪だから自分で変える』
瑠陽『え、お前、整備士の免許持ってんの?!』
『持ってる持ってる』
瑠陽『マジかwじゃあ、俺のもやってよ』
『いいよ。明日で大丈夫?』
瑠陽『うん』
『おk』
瑠陽『着いた。ここ、俺んち』
『へぇー、一軒家なんだ』
瑠陽『うん。』
『じゃあ、明日ここに来るわ』
瑠陽『了解ー。じゃね』
『おう!おやすみー』
ブーン
瑠陽『やっぱ好きだなぁ』
何て瑠陽が言ってた事は知るよしもない
『♪~~』
陽気に歌を歌っているあなたであった
チャンチャン
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。