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第3話

血のにじむ告白と眠り
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2017/10/10 16:16
すると突然、男の子は秘曰に近づきながら「一つ言っておくべき事がある・・・。」

秘曰は怖くなり後ずさり秘曰の背後にはさっきの巨木があり秘曰の背中に触れると男の子は秘曰の頭の上に右手をドンっとして耳元で「僕と恋人になったら秘密を暴露しない限り逃げられない・・・」「・・・暴露。」するとそれを隠す様に「だけど!暴露したら・・・」その瞬間左手では器用にボタンを外し首筋を「フゥ〜」と息をかけると秘曰はゾクッと青ざめました。

「さぁ〜、目を瞑ってごらん・・・」秘曰は言われた通りにすると急に隣でチクッとする痛みと「ゴクンッゴクンッ・・・」という音が聞こえて膝と身体が地面にドンっと落ちました。
すると、男の子はクスっと笑いながら「ほらっ?見た通り僕は牙をむく吸血鬼だから・・・。都合上、お前の血も美味いから・・・お前を恋姫にしても良いなぁ〜」秘曰の身体の中にそっと入るとすると男の子は秘曰のスカートをめくるとふくらはぎを噛みました。「ここも・・・。ゴクンッ・・・お前を飲みほしたいぐらい気持ちいい〜」少しずつ記憶がとんでいく秘曰は目をつぶると眠りにつきました。「あぁ・・・。また、眠っちゃった?でも、なんでこいつの血はアイツと似てるんだ・・・」


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