第20話

#19
2,104
2020/04/04 13:18





speaker:『あなた』
















先生に寝てなさいって言われたし


黙って目を閉じてみたけど


時計のカチカチだけが聞こえて、


全然眠れません。



あーーー、暇ーーーー((








🔔キーンコーンカーンコーン




あ、体育終わった。



外からガヤガヤした声が 聞こえ出す。




ユキ 来てくれんかな…


次の授業あるし、無理か。
























"ガラガラ"




ん、?ユキ?



ベットから起き上がろうと

顔をあげた。




西畑「せーんせーー」


ん、先輩…?


何で来たん、?




西畑「眠いけん 寝かせてやー」

「せんせーい?」








…………え?




寝たいだけなん、この人。





なんやしそれ。








ざんねーん、先生は出張でーーす



心の中で馬鹿にしながら

先輩に声をかける




『先輩、あn「うおおおっ!?!?」



『………?』



「…あ、あなたちゃんか…」


「ビックリした……」

「驚かせんでよ、ほんまにもう」





いや、

驚かせたつもりじゃないんやけど

















こーゆうとこも、
   駿くんと似とるねんな











って うあーーーーー
もう忘れる忘れる忘れる!!!!










『あの、先生出張で おりませんよ』



「えぇー、そうなん!?」


「なんやぁー、来ても寝れんやん」





いや、思いっきし寝たいだけやん。







「ほな、なんであなたちゃんおんの?」




『いや、えっと……』

『長距離走で貧血起こしちゃって。』



「え、大丈夫?」


『多分。でも今日はもう授業戻りません』


「ずる休み?か?」


『はい笑』


「んーほな、俺 授業戻るわ」

















































「それとも、ここでヤる?」

















「うーそーだーよー」



先輩は軽く笑って

私の頭をポンポンと撫でる。




「今日はゆっくり休みな」







「そんじゃねー」



ひらひらと手を振って

先輩は保健室を出ていった。






















なんで、





こんな日に限って 何もしてこんの…?








今日こそ




あなたのことでアイツを忘れたいのに。












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