
第20話
自分の気持ち。
今まで、自分の気持ち、わからなかった。
でも。ソラ君みたいに、伝えないと。
ミナトのぶんまで自分の想い伝えなきゃ。
ガラガラッ
いた。いつもの場所で、
びっくりした顔で私を見ている。
この人の頭の中はいつもわからない。
でも、この後、数秒後は、きっと私の事で頭がいっぱいになるのだろう
つか、させるし。
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あの後。見事に振られた。
理由は、
私の、先生への想いは若い頃によくあるただの『憧れ』
にすぎない。
それに、私の事をただの生徒としか見れない。ってさ。
あの後、🐥先生に会いに行き、
振られた事、🐥先生の事をそういう風には見れないという事を
しっかりつたえた。
そして今、
約束どうり、さみしいもの同士で、
パーティ・パーティ。
二人で見つめ合う。。
その瞬間。。。
本当にその瞬間
二人の目と鼻から、、、
水が、水が、、
と、こんな感じでさみしいパーティは終わった。
帰り道。
なぜか、☃️先生の事を不意に思い出してしまう。
本当に、色々あった。
最初の印象は最悪で、なんだこいつって思った。
でも、実は、すごく照れ屋で、優しくて、
でも、意外と小悪魔で。
いろんな事に気がついてくれて、先生なりに、いっぱい悩んでくれて
本当に、本当に。。。
さっきは出し切ったはずなのに。
また、出てくるうざい涙。
出てくんなクソ涙。
☃️先生、やっぱり、好きですよ。
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それからは、なんか、あっという間だったなあ。
サキにいっぱい慰められて。
ミナトとは、本当に仲良くなって。
🐥先生とは、また前のような普通の関係に戻って。
☃️先生とも、普通の『生徒と教師』
いつもどうり。
どんどんどんどん日々が過ぎていった。
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私はそういいながら雪だるまのキーホルダーを、握りしめる。
(あ、優しくね?優しく。
今日は、卒業式。
学校生活本当にあっという間に過ぎていった。
この学校生活。得られたものがたくさんあり過ぎて、、
もう、寂しくなっちゃうなー。
そんな調子の私たちを見て、サキとソラ君が笑う。
こんな暖かい日常も今日で終わっちゃう。
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無事、卒業証書を、もらうことができた。
放課後。
私は、校舎を見て回っていた。
ずっと過ごしてきた教室。
体育館。グラウンド。
保健室。図書室。他にも、いっぱい。
そして、職員室。
本当にいい先生に出会えた。
感謝。
そして、職員室を出た後、あの教室へ。
ガラガラッ
先生と向かい合う。
同じ瞬間に二人して笑った。
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さあーて次回の「先生。」は?
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