第4話

達也さんの家
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2017/10/14 04:14
ファミレスを出た後、私の家へ寄りった。

とりあえず必要なものをバックに詰め込み、達也さんの車に乗り込んだ。

車は高級感のある黒い車で、助手席に乗らせてもらう。

達也さんの家は、マンションの一室だった。

ガチャっと鍵を開ける。

「どーぞ」

「お邪魔しまーす。」

と達也さんに続き、一番奥の突き当たりの部屋に入る。

「え…」

「ごめんねぇ、散らかってて。」

「あ、はい…」

大丈夫です。とは言えない…。

なんというか…。

お弁当の食べた後の容器とか、洋服とか、お酒の缶とか、後は書類。

今までどうやって生活してたんだろう。

「あなたちゃん家はいつも夜ご飯何時?」

「えっと、大体6時です」

「おっけー、んじゃあ、すぐそこにスーパーあるから買い出しに…」

と言いかけた時、達也さんの携帯が鳴った。

「はい、久我です。はい。わかりました。すぐ行きます」

と素早く返事をする。

「ごめん、あなたちゃん。今日本当は非番で、ちょっと呼び出されたから言ってくる!」

「鍵のスペアは玄関に置いてあるから!あとは、テキトーに過ごしてて!」

「今日連れてきたのにこんなんでごめんね、、」

「大丈夫です。行ってらっしゃい!気を付けて。」

「行ってきます!」

となんだかドタバタしていたけど、笑顔で送り出した。

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