第33話

アモーレ 2
997
2017/10/21 10:24
その後、テレビを見ながら色々話した。

ここに住んでいるのは、清水さん、松本さん、茜ちゃん、美由紀ちゃんの4人。

茜ちゃんと美由紀ちゃんは25歳。

「なんのお仕事してるの?」

「私は、看護師で、美由紀は医者!」

茜ちゃんが言う。

「ええええ!?」

うふふふ、と茜ちゃんと美由紀ちゃんが笑う。

「ここに命を救う人が4人もいるの!?」

本当にすごいと思った。

すると、清水さんが笑いながら出てきて、

「ご飯できたよー」

と言う。

「はーい」

3人で返事をして、テーブルへ向かう。

「さっきの話だけど、4人の仕事が夜勤とか、当直とかがあってバラバラでしょ?」

「だから、みんな助け合いながら生活してるんだよ」

と清水さんが教えてくれた。

「なるほど!」


食事は豪華だった。

お腹いっぱいまで食べた。

「あー、お腹いっぱい!ごちそうさまでした。美味しかったです!」

「お粗末さまでした。」

と清水さんが微笑む。


今日は茜ちゃんの部屋で寝させてもらう事になった。

「明日は仕事だから早く起きるけど、あなたちゃんは寝てて良いからね!」

「うん、分かった。」

「じゃあ、おやすみ!」

「おやすみ〜」

と眠りにつく。

いつもだったら、こんな状況であまり寝られないのに、今日はぐっすり眠れた。

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