夏山あなた→高2
藤井流星→テーマパークでアルバイト中の高2
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【遊園地の控え室】
俺は藤井流星。某テーマパークで着ぐるみの中に入ってテーマパークの地図を配るバイトをしている。
この人は、先輩の桐山照史さん。優しい先輩っす。
さかのぼること2時間前
【エントランスにて】
友達と遊びに来ていたある女の子が俺に地図をもらいに来た。
藤井))渡す
俺、喋ったら声めっちゃ低いから引かれるわ。
しかも俺がかぶってるの可愛いライオンちゃんやし。
やばい、めっちゃ可愛い。
藤井))ボーッとして地図落とす
藤井))頷く
藤井))礼する 手を振る
手を振り返す)あなた
ということがありまして。
【2週間後】
藤井))⁈⁈
どっかで聞いたことある声やな…
藤井))渡す
あ、あの子!!!
藤井))頷きまくる
カシャッ
藤井流星))首を横に振る
藤井))近い…//
あなたの友達)なにしてんの〇〇~?行くよ~?
藤井))頷く 手を振る
俺はその日家に帰っても〇〇ちゃんの事が頭から離れなかった
【翌日】
男子)おい!りゅう!転校生来るらしいで
男子)それがわからんねん。
あ、くちびるきたで
生徒)おはようございます
男子)なぁくちびる!転校生くるって聞いてんけど!
男子)はいww
くちびること中間先生はこのクラスの担任。
女子からはイケメンって騒がれ男子からはくちびるって騒がれ忙しいな、くちびるは。
【1時間目】
【休み時間】
「運命」か…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。