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第8話

5人目
俺は嫌いなんだよ、てめぇのことが。



















甘月 桜 _______






















杏様に出会ったのは高校の入学式のことだった。一目見て " やばい、可愛い " と思った。これが一目惚れだと思った。それから名前を知って、親しみを込めて〈 杏様 〉と呼ぶことにした。決して、仲がいいわけではない。話したこともないし、同じクラスというわけでもなかった。廊下ですれ違うぐらいだった。
高校2年生になった。
同じクラスになれなかったけど、隣のクラスにはなれた。嬉しかったことを覚えている。
杏様は甘月桜という人と仲良くなった。1年生のときは仲がいい人がいなかった様子だったから、安心した。でも、俺はある噂を聞いた。
甘月桜は1年生のとき人をいじめていたという噂を。俺は不安になった。
そして、その噂を聞いてから1週間後のことだった。俺の不安は不本意にも的中した。杏様は甘月桜にいじめられていた。そして、いじめが始まってから1ヶ月後、杏様が自殺した。こんなに怒りが込み上げてくることはなかった。初めてだった。俺は杏様のためにも甘月桜に復讐することを誓った。





ある日、甘月桜を呼び出した。
何?
一稀
お前のせいで、、、、、杏様はっ!
甘月桜は腕を組み上から目線で喋った。
その姿を見て俺は心の中にしまっていた言葉を吐き出してしまった。
杏…様?
甘月桜は驚いた様子で俺を見てきた。
〈様〉を付けて何が悪いんだ。
お前は反省をしていないのか??
杏様が苦しんでいたはずなのに、自殺したのに!許せねぇ。
一稀
杏様はお前に殺されたんだ!
罪を償う気は無いのか??
反省してるわよ!
あなたには関係ないでしょ?さようなら!
甘月桜は俺に背を向け早足で逃げるように去っていった。
嘘だ。甘月桜に反省は見られない。










次の日から復讐を開始した。








朝早くに登校し甘月桜の上履きをゴミ箱に放り投げ、教室に入ると甘月桜の机に落書きをした。机の中にゴミや虫の死体を詰め込んだ。





そして皆が登校する時間になった。

甘月桜が下駄箱の前で固まっていた。
目を見開き驚きを隠せないでいる。
周りを見渡し、近くのゴミ箱を見つけると覗き込んだ。自分の上履きを見つけたのだろうか。
嫌な顔をすると職員室向かい、スリッパを借りてきた。
俺的にはゴミ箱をあさる姿を動画に撮りたかったが、驚いた表情を写真に撮れただけでいいだろう。

次に教室の中に甘月桜は入った。
落書きされた机を見てまた驚く。クラスの皆を見て叫んだ。
誰よ、こんなことしたの!
怒りを隠せず、机の脚を掴み倒す。
すると机の中からゴミや虫の死体が出てきた。

キャアアアア!!!


と女子の叫び声


何だこれ!?

と男子の驚きの声


甘月桜は固まっていた。
唖然としていた。
目から涙が零れ落ちる。



そうだ、この表情が見たかったんだ。


もっと泣け、泣き叫べ。
杏様の苦しみを味わえ!この程度で終わると思うなよ。








この日から1ヶ月、杏様がされたであろうことを甘月桜にした。甘月桜は苦しそうだった。悲しそうだった。その表情は俺を楽しませる。
杏様、俺やりましたよ。




復讐をやめようとした日に甘月桜に呼び出された。



あなた何なの!??
なんで、こんなことするの、?
一稀
復讐に決まってるだろ。杏様の。
私と杏のこと何も知らないのに、勝手に復讐とかやめてよ!


は?
杏様のこと、全部を分かってるつもりだ。


馬鹿にするな、復讐はやめない。


お前が自殺するまで、復讐はやめない。






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親友の甘月桜が殺された。

茣蓙 一稀 ゴサ イツキ という男子生徒に殺された。

その男子生徒は「杏様のため。許せなかった。」と言っている。

甘月桜を殺したときの男子生徒の顔は笑顔だったらしい。


桜が殺されるなんて、、、。

何でなの?

桜 , いじめられてるとこに気づけなくてごめんね。
























完結 。