第5話

ダイゴワ《シルク》
2,049
2017/10/16 12:10
翌朝。気がついたら私は寝てた。いつどうやって寝たかは不明だけど…

いつも通り、朝ランニングをする。けど、平日違うのは、そこから高速でシャワー浴びて、着替えて、朝御飯を作るところ。

いつも、目がしばしば。課題は夜遅くなることはあるけど、案外なんとかなる。

まぁ。大変なんだけどね…

朝御飯は、パン。トースターがいい音をたてて出来上がりを教えてくれた。

お金があんまりないから、リサイクルショップでかったこれ。結構お気に入り。

そんなこんなしているうちにあっとゆうまにじかんは過ぎていった。

ヘアーアイロンで、うねりまくった髪の毛をとかすじかんなんてありません。お風呂に入ったからある程度まとまってる。

全部着替えたら仕上げに首筋に練り香水をつける。
あなた

うん。いい香り。

少しニヤニヤしながら私は家を出た。

学校には、電車で通学する。もうすぐ卒業を控えた今。少し大変だけどそれなりに満足してる。

【次はー………駅……駅】

いつもの決まったじかんでいつも、彼女は入ってくる。
麻美
あなたー!!いやっほぅー!
あなた

麻美。おはよう。

このすごい元気に入ってきた変なやつが麻美。私の友達。

毎朝、一緒に登校していていつも元気一杯。勇気リンリン。あんぱ◯まんみたいな女子。

ドロドロしてなくて付き合いやすい。
麻美
いやー。相変わらず今日もあなたは元気だね~
あなた

それ、そのままかえすよ。

わたしと違って誰とでもなかがよくなれる麻美。

その上顔もかわいくてなんでもできて…クラスの中心的存在。

なんで、そんなこがわたしと仲良く(?)してるのか不明なんだけど…

いわゆるそこら辺のやつのわたしが、彼女と過ごしているのはもう奇跡レベルだ。

そんな麻美とたわいもない話をしていると麻美がふと私の横を指差して…
麻美
あれ…Fischer'sのシルクじゃない??
あなた

うそ…

普通だったら運命って思うだろう。

けど私の場合は…
あなた

寝癖と目付きやば…

あり得ないくらい乙女感覚を失っていた。

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