第22話

どうせ前と同じ。
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2017/10/16 11:34
私は多趣味で当時は和太鼓のチームに入ってた。ホントは軽音楽を主にやりたかったんだけど、
バッサリ言われた。

先生「歌よりそっちの方があってるんじゃない?」

今思うとムカつくし、殴ってやりたかったし。とりあえず悔しかった。
けど、その通りだと思った。

だから変わりに和太鼓で気持ちをぶつけようとした。


練習帰り、駅のホームで電車を待ってると


ガラッ

あなた(うわ、最悪)

私の噂を流してきた男と仲良かった親友がきた。

あなた(この人正直苦手なんだよな、、チャラいし)

男「ねぇ!何聴いてるの?」

あなた「AAA」

男「え?AAA好きなの?俺も好きなんだよね!」

あなた「え?」

あなた(まぁ、知ってたけど、宇野ちゃんの話ししてたし。)

当時私はAAAが大好きだった。正直本気で西島さんを好きになりかけた時期でもあった。

色々あったし現実から逃げて恋愛をしたかった。
アナウンス「2番ホームに〇〇行き列車が到着します」

あなた「じゃあ···。」

男「待って!メアド交換しよ?俺の登録しといて!」

あなた「え、あ、はい」

男「絶対メールしてね!」

2.3日しなかった。けど放置するのも悪いしな、、、

そこからAAAの話しや、学校の話し、彼と毎日連絡を取るようになってた。

素直に嬉しかったし、楽しかった。

彼とは約3年付き合ったけど、好きだったけど、すれ違いも起きて自分から別れを切り出した。

彼が閉ざそうとした壁をこじ開けてきたのだった。

それから音楽に興味を持ち始め、社会は配信のアプリが出回ったころ、興味本意で始めたのだった。

そこでまた2度男に裏切られた。

というか、利用されたも等しい。

もう無理だ。現実で恋愛なんてしたくない。

ボロボロだったし、ぐちゃぐちゃだったし第3者から見れば普通にまた恋愛すればいいなんて思うだろう。
でも私には無理だった。
正直前より女子とも話せるようにはなったけど、昔の傷が消えずずっと苦しかった。
葛藤ばかりしてた。

その時希望の光を照らしてくれたのは














大輝君だった。

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