それからまた1年が経ち私は身体を壊し、1度エステの仕事を辞め、音楽をしようか迷っていた。
でも、あの時言われた言葉が未だ私を苦しめてて中々1歩踏み出せずにいた。
琴葉「ねぇ、あなた一緒にYouTubeで曲上げない?」
あなた「え?YouTube?」
琴葉「そう!あなた普通に歌上手いしさ!YouTubeなら2人でも出来るし」
あなた「やりたい!」
琴葉「うん!やろう!」
あなた「やるからには本気でやりたいな」
琴葉「分かってる!じゃないと誘わないし」
それから2人で何曲かカバー曲をあげいつしか知り合いも増えストリートLIVEをする事になった。
ストリートLIVEはまたたく間にTwitterなどで広められ、自分達のファンもできるようになった。
1度は音楽を諦めた私も自信が少しずつ戻ってきた。
琴葉のお陰でもあるけど、実はこの時、私が本気で音楽業界に行こうと思った事件が起こったのです。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!