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[あなた]
『執事さん達のお部屋は2階にあります!』
[執事達]
『かしこまりました』
[あなた]
『螺旋階段なので気を付けてくださいね!!(……なんか相変わらず執事さん達,静かだなぁ~これからもずっとこんな感じなのはなんか嫌だなぁ………)』
(あなたが執事達のことを考えていると階段を踏み外してしまった)
[あなた]
『………キャ!!!』
ポスッ
[あなた]
『…………?(あれ?落ちてない…てかポスッ?って?)』
[西島隆弘]
『お嬢様お怪我はありませんか?』
[あなた]
『……!?!?(…これは…お姫様抱っこというやつでは!?)…あ!すみません!西島さんこそお怪我はありませんか?』
[西島隆弘]
『……ふふふ』
[あなた]
『…!?私今何かおかしなこと言いましたか?』
[西島隆弘]
『…いえお嬢様は何もおかしなことなど言っておりません。ですが私達,執事に怪我はないかと聞いてくださるお嬢様は今まで執事として生きてきたなかで一人もおりませんでしたので,お嬢様は本当に心のお優しい方なのだと思い,思わず微笑んでしまいました。』
[あなた]
『…へ?執事だとしても体の心配をすることは当たり前なんじゃないんですか?』
[西島隆弘]
『使用人とお嬢様という関係の者の中にはあなたお嬢様と私達のように少し親密な仲の者はなかなかおりません。ですが,私はお嬢様とこのような関係を持つことが出来てとても嬉しく思っております。』
[あなた]
『……!(初めて名前で呼んでくれた…なんか,すごく嬉しい!!!)…わ…私はこれからもっともっと執事さん達と仲良くなりたいと思ってます!!』
[西島隆弘]
『そう仰って頂けて本当に嬉しく思います。私も,お嬢様と更に仲を深めていけたらと思っております。』
[浦田直也]
『私もお嬢様との関係を大切に過ごしていきたいと思っております。』
[與真司郎]
『私もお嬢様ともっともっと仲良くなりたいです!』
[日高光啓]
『真司郎,口を慎め。』
[與真司郎]
『………………お嬢様,ご無礼な言葉遣いをしてしまい大変申し訳ございませんでした。]
[あなた]
『…大丈夫ですよ!私は與さんがさっき話したみたいに皆さんとお話したいです!』
[與真司郎]
『(………お嬢様……)』
[日高光啓]
『私は使用人とお嬢様という関係を守りながら勤めさせていただきたいと思っております。』
[あなた]
『(なんだか,日高さんは少し怖い雰囲気があるなぁ……怒らせたら大変なことになりそう……)』
[末吉秀太]
『私もお嬢様と更に深い関係になりたいと思っております。』
[あなた]
『(何だか,皆それぞれの独特な雰囲気を持ってるな…私的には西島さんが凄く優しそうで好きだなぁ…)』
[浦田直也]
『お嬢様。この5つのお部屋は私達で部屋割りをしてもよろしいのでしょうか?』
[あなた]
『……あ!…はい!もちろん!自由に部屋割りしてください!』
[浦田直也]
『かしこまりました。では部屋割りと荷物整理が終わり次第,早速自分達の仕事へと取りかからせて頂きます。』
[あなた]
『はい!よろしくお願いします!』
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