いつも一緒に居る友達が走ってきた 。
やっぱり 、カップルロードを通ったせいだ ..
え 、付き合って無いのに ..
迷惑じゃないかな ..
だから行きたく無かったのに 〜 (泣)
グクを見ると 、目が合った 。
私は泣きそうになった 。
そう言ったグクは誰もが見惚れるようなイケメンスマイルで頭を撫でた 。
うつむきながら答えた後に 、グクは星空に
向かって微笑んだ 。
星空を連れて教室に戻るとグクからLINEが来た 。昼休み屋上に来てだって 。
〜〜〜 昼休み 〜〜〜
悪いのはこっちの方なのに ‥
でもそれよりグクに彼女って言われた事の方が私とっては重大だった 。
今まで何とも思ってなかったのに急にグクを意識するようになってしまった。
グクが小声で何かを言ったけど、その内容は聞こえずに予令が鳴った 。
そう言って先に歩いて行ってしまった 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!