第3話

#3
183
2017/10/15 10:02
??「おっはよーん!」
紗良「由莉!おはよう!」


この子は私の親友、由莉。
私のことをすごく良く分かってくれる。
そして、分かってしまう。笑


由莉「今日も仲良く登校ですか!笑」
紗良「うるさい!!」
遥希「うるせー」

私と遥希の声が重なった。

由莉「息もぴったりなこと!笑笑」
紗良「はいはい、教室行こ、ね?」
遥希「おう」
由莉「はーい」



今日の授業は最悪だ。
天気も曇で、なんだか気分が上がらない。



由莉「ねね!今日ドーナツ食べ行こ!」
紗良「いーよ!行こ!」
遥希「俺も行きてぇ」
紗良「え!いや、遥希は…」
由莉「行こー!」


由莉は私の言葉を遮って言った。



遥希「あ、そうだった。紗良さんきゅ」

でも遥希は思い出したみたいだ。


由莉「なになに、なんかあんの?」
紗良「後輩ちゃん、だよ」
由莉「あー…あんたほんとモテるね」
遥希「んー」
紗良「なんでこんな奴のことを…」


こんなテキトーで何も考えてなさそうな奴の、どこがいいんだか






そして、放課後_




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