第15話

#１５

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2017/10/19 11:33

紗良「…遥希どうしたの？」



遥希は眠そうにしながら来た。


それもそうだ。今は８時半。
遥希はいつもなら寝ているはずだから。



遥希「ちょっと用があったからさ」
紗良「なんでこの時間に起きたの笑」
遥希「…まあな」


よく分からないけど、家に上がってもらった。




遥希「今日さぁ、どっかいかね？」
紗良「え？」



いやいや、こいつは何言ってるんだ。



紗良「華夏ちゃんは？」
遥希「は？」
紗良「は？って…付き合ってるんじゃないの？この間２人で一緒に…」
遥希「あー…それは違うよ」


違うって、どういうこと？
私の頭の中は混乱していた。


遥希「全部尾崎に聞いた。」
紗良「それって」
遥希「ごめん、気づかなくて」
紗良「なんで遥希が謝るの笑」



華夏ちゃん、遥希に言ったんだ。

でも、良かった。付き合ってないんだ。




遥希「俺、好きなやついるし」




あ、他にいるんだ…
そりゃそうだよね、遥希、うざいけどモテるし




私は今日、遥希にちゃんと気持ちを伝えようと思った。


だから、





紗良「今日、出かけよう！」