3時間目は体育の授業だと聞かされた。
だが、2時間目で保健室に行っている樹里。
スクールカウンセラー室には、桜が自主勉をしている。それはというと体育が出来ず、見ていると、出来ないことの悲しさが込み上げて、感情的になるので、桜は体育の授業の時はここにいる。
樹里は、みんなの姿が見てたいのか、体育の時は、そばで休んでいる。
~スクールカウンセラー室~
桜が訴えかけていた。
なんと、恋の応援歌の主人公の音葉とは高校はちがっても、同じ市内にいる二人は、同じピアノ教室に通っているではないか。
なんという偶然-
世間は狭いですな。
県予選で全国に行けるのは、2名。
毎年、樹里と音葉が全国に。
全国優勝するのはたいてい、音葉。
2位あたりに樹里がいる。
二人とも、ピアノに関しては、トップレベルなのだ。
夢じゃない!?諦めず
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!