第104話

樹里の病室
260
2019/07/22 15:56
病室に戻ってきた。


桜をソファーベットへ寝かす。



そして、樹里もベットへ戻った。
春馬
樹里ちゃん。


どうして、あの子気になったんだ?
優しく聞いた。
樹里
あの子‥寂しそうな雰囲気だった。


私は生きてる。誰か!気づいて!って。
だから‥気になって‥


あの子に会って、話聞けば‥って。思ったの。
樹里
一人で行った時に、金縛り見たいになったけど、その時ね‥


「私は、生きたい!」って聞こえたの。


もしかしたら、私の体として生きたかったのかなって。

でも、あの子がこっちに向かってるときは・・・怖かった。

お父さんがいなかったら、私・・・
琉也
そうか・・・。

でも良かったな。


無事成仏して。
樹里
うん。
春馬
そっか。


あの子は、多分気付いて欲しかっただけなんだと思うな。

樹里ちゃんが気付いてくれたから、成仏した。
樹里
うん。そうだと思うよ。


だって、紙が落ちてきたから・・・


気付いてくれてありがとう


って。
だがその紙は、無くなっていた。
樹里
でも、ほっとした。
春馬
だな。
琉也
休め。樹里。
樹里
うん。そーする。


どっと疲れたよ。ふぁぁぁ…
そのまま眠りに着いた。












girl know キミの事 girl know 想うこと

プリ小説オーディオドラマ