〜陽太 side〜
俺は高2のクラス替えで同じクラスになった文学少女が少し気になっていた。
俺の中の文学少女の方程式と言えば、
文学少女=いつも1人
だった。つい最近までは。
この文学少女。いつも誰かといて、誰かとケラケラ笑ってる。
そんな文学少女に俺は恋(?)をしている。
ちょっとここで紹介します。
さっき聞いてんのか?って言ってきたのが俺の親友の宮下 真冬。あだ名はみや。
その次に5人で出掛けよう出掛けようの話は幼なじみの愛莉紗。
あぁ、あそこか。
あそこはカップルが多く来てもらうのが目的だから、二人乗りが多いんだよな。。
↑リア充の姉から聞いた。
なぜ俺に聞く?!
まぁみやも行きたそうだし行けばいっか。
俺たちがこの話をしている時、文学少女が何をしていたかと言うと。
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〜あなたside〜
かぐこと神楽坂 樹香が自分のノートを指さしていう。
かぐは大人っぽくて、落ち着いた雰囲気のある、私の中学からの親友。
なんやかんやでいつも面倒見てもらってたりします(笑)
あ、申し遅れました。
凪崎 あなたです。
みんなからは、なぐと呼ばれてるよ!
かぐが席に戻ったとき、クラスの1人と目が合った。
確か名前は、、
秋野 陽太くん。
一切関わったことないです。(現在5月)
まぁ、これから関わるでしょう。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!