〜あなたside〜
5、6時間目になり、こはちゃんが前に出て、私も前に行き、秋野くんが私の隣に・・・
来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
説明は、わたしがした。
秋野くんは、私がお昼休み勇気を出して渡した紙を見て話してくれた。
話が終わったあと、秋野くんが私の耳もとで
って言ってきて・・・
てか、逃げてたことバレてたっ!
大げさやったんやろうか・・・。
それより!いつ話すんやろ・・・
あとでっていつ?
〜陽太side〜
朝からスルーされていた。
今日初めて話したのは昼休みのとき。
『5、6時間目これ読んで話してほしい』
その一言だった。
俺の理性が 《プツン》 と切れたのは5、6時間目のときだった。
理性が切れた理由?
あなたが、アイツが、
アイツがお前(俺)のこと嫌いだ近づくな!
的な目で見てきたからだよ。
理性が保てなくなるのは興奮とかしてるからじゃないの?
って??
興奮<苛立ち
で理性がドッカーンだよ。
俺の場合ね。
俺の声が硬かったのかも知んないけど、あなたの返事は微妙な感じだった。
てか、後でって言ったけどいつにしようかな。
そこまで考えてなかった。
俺やっぱ、、、、、、、、
あなたのことになると頭が働かないな・・・
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。