第8話

マリウスcp♡your side 2
1,075
2017/12/04 08:19





ー その日の夜 ー


    ーーーーーー LINEーーーーーー
     新しいメッセージがあります。
    ーーーーーーーーーーーーーーー
あなた(誰だろう...)
開いてみると.... 
マリウス
追加したよ!
マリウス
次の勉強会、いつにする?
マリウスからだった。

私は迷わず返信する
 
いつでもいいよ!
すると、すぐに返事がきた
マリウス
じゃあ、明日!
 
明日!?笑
マリウス
いつでもいいって言ったじゃん!
 
うそうそ!了解!
そんなこんなで明日も勉強会をすることになり、この状況がずっと続いた。





ー テスト1週間前 ー


陽花「ねえあなた」

あなた「なに?ぱる」

陽花「彼氏でもできたの?」

あなた「ゴホッゴホッ」

陽花「あ、ごめん、大丈夫?」




ぱるからの唐突な問いに、お昼ご飯の卵焼きを私はのどに詰まらせてしまった。




あなた「な、なんで!?」

陽花「最近やたら嬉しそうにしてるし、勉強会しよって言っても断られるし、それに」

あなた「それに?」

陽花「私、見ちゃったんだよね~(ニヤ」

あなた「なにを?」

陽花「あなたが他校のイケメンと、嬉しそうに図書館入ってくところ♡」




....見られてたのか。




陽花「あのイケメンなによ~!親友の癖に隠し事なんて!」

あなた「別に隠してたつもりはないんだけど」

陽花「それで?やっぱり彼氏なの?」




ぱるは興味津々と言うように聞いてくる。




あなた「ただの友達だよ。かくかくしかじかで...」



私は今までのことをぱるに話した。




陽花「ふーん、じゃあ、ほんとに勉強仲間ってわけだ」

あなた「そゆこと。」

陽花「なーんだ、面白くないっ」

あなた「ぱるが聞いたんでしょー!!笑」

陽花「あれっ?そうだったっけ?」

あなた「もう!」

陽花「はぶてないの♡」



陽花「じゃあ、もしかして今日も勉強会?」

あなた「うん、ごめんね?」

陽花「いーの♡あなたがその彼ゲットしたいってゆーなら、勉強会のひとつやふたつ!」

あなた「やれやれ...」




ー 図書館 ー


あなた「ごめん!待った?」

マリウス「ううん!大丈夫だよ!」




そうしていつものように2時間くらい勉強したあと、いつものようにカフェへ向かい、いつものようにコーヒーを飲んで2人で駅へ向かった。





ー 帰り道 ー



いつものように笑いながら帰っていると、マリウスがふと真面目な表情で私を見てきた。



マリウス「ねぇ、あなた」

あなた「んー?」

マリウス「あなたってさ、好きな人いるの?」

あなた「ぅえ!?」


唐突な質問に驚く。






あなた(いや、私の好きな人って、あなたなんですけどーー!)







どう答えれば良いのか分からず、取り合えず答えておく。




あなた「い、いるよ、、」

マリウス「誰?」

あなた「なんで急にそんなこと聞くの、、?」



マリウスが少し黙る。



マリウス「あなたのことが好きだから」

あなた「え、、?」

マリウス「もしよかったら、付き合ってください」

あなた「....!」

マリウス「...なんて、好きな人いるんだよね?ごめん、忘れて?」





あなた「忘れないよ」

マリウス「え?」

あなた「だって、私も、マリウスが好きだもんっ!」



マリウスが固まる。



マリウス「え、え?ほんとに?」

あなた「なんで嘘つかなきゃいけないのよっ!笑」

マリウス「そうだね笑」

あなた「てことで、よろしくお願いします」

マリウス「はい!」



そうして、私はマリウスから差し出された手を握って、再び駅へ向かいましたとさ♪

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