ゆっくり岡崎くんに服を着せられ、
私は岡崎くんにお姫さま抱っこされて、保健室へ運ばれた。
誰もいなかったから良かったけど、さすがに恥ずかしい。
でも今の私には、さっきの出来事の恐怖と疲れで声すら出せなかった。
__保健室___
私はベッドにねかせられる。ここでやっと声が出た。
なんか怒ってる、?
突然叫んだ岡崎くんにぎょっとする。
えっ、えっ、妬く?!?!
え、心配してくれてる、、?
でも全てを隠すことはできなかった。
さっき先生に舐められたことで、とても下半身がうずいてしまう。
だけどその辛い思いとは裏腹に、岡崎くんは背中を擦ってくれるのだが、敏感になっているため、背中を触られただけで、「んっ//」と変な声が出てしまう。
私は図星をつかれて、思わずうつむいてしまう。
すると私は思わず、岡崎くんのYシャツの袖を掴んでいた。でも、、
でも今はほんとに辛い。
すると、岡崎くんは私に向き直った。
そして、、
うん。助けるってどういうことかは分かってる。
それでも、、さっきあんなことされたっていうのに、岡崎くんならいいかなって頷いてしまう私が情けなかった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!