弓月「びっくりした?w」
こ…これって…
弓月「早く着替えて?w」
「でも、これって…」
弓月「ここにはメイドお前しかいないから。新しく選んでやったんだよw」
「……これ、露出度高すぎじゃないですか?」
どう見ても露出度が高い。
胸元も、後ろもだいぶあいてる。
その上フリルのミニスカート。
弓月「メイドなら普通だよ?」
どう考えても普通じゃない。
弓月「いいから早く着替えて。俺からの命令だよ?」
「…でも…」
弓月「早く。」
急かされて私は着る羽目になってしまった。
〜数分後〜
「…やっぱ、恥ずかしいです…」
弓月「似合ってんじゃんw」
「違うのにしてくれませんか?」
弓月「無理。これしかないから。それとも主人に逆らうわけ?」
「いや、そういうわけでは…」
弓月「可愛いからいいじゃん。今日からそれ着て働いて。」
うぅ…ミニスカート苦手なんだよなぁ…
「弓月様…」
弓月「あ、俺のことはご主人様って呼んで。」
「え⁉︎」
弓月「当たり前だろ?w」
弓月様のもの。
露出度の高いメイド服。
呼び方はご主人様。
弓月「お前は俺のもの…いや、犬だな。」
完全に弓月様…ご主人様の犬になった模様です。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。