第15話

Chapter 15
2,676
2017/11/05 08:20
「ん…」

目が覚めるといつのまにかベッドの上にいた。

「あれ…?私何してたんだっけ…」

しかもここ、しらない部屋だよね?

なんか頭ふわふわするし…

ガチャ

不意に扉が開く。

弓月「よぉ、起きたか。」

「ご主人様…」

弓月「お前急に倒れんなよ。びっくりするだろ?」

倒れ…?

あ、そっか。私倒れちゃったんだ。

たしかご主人様に好きな人のこと聞かれて…

弓月「大丈夫か?」

「はい…あの、ここは…?」

弓月「俺の部屋だよ。倒れたからとりあえずここに寝かせた。」

「ありがとうございます…」

弓月「あぁ。」

私…ご主人様に迷惑かけてばかりだな…

弓月「…なぁ」

…ご主人様?いつになく真剣な表情。

「何ですか?」

ベッドから上半身を起こす。

弓月「…さっきの返事、聞いてもいいか?」

「さっきの…?」

弓月「お前、俺のこと好きなの?」

…唐突だな。そんなに聞きたかったのかな?

しかもさっきは笑いながら言ってたのに今はすごく真剣な顔してる。

ここは…正直に言った方がいいのかな?

どうせいつかバレるなら今言った方がいいよね。

「…はい。好きになっちゃったみたいです。」

弓月「…!本当に?」

「はい。あの、いけないことだってことは分かってるんです。」

弓月「…何が?」

「身分が違うのに恋心を抱いちゃって…私はここで雇ってもらったメイドなのに…」

弓月「……。あなた。」

不意に名前を呼ばれ、顔を上げる。

チュッ

「…⁉︎」

今唇に…キスされた…⁉︎

弓月「身分とかそういうので勝手に壁作んな。身分が違ったら恋したらいけないなんて、誰が決めた?恋愛くらい自由にしていいだろ?」

「…え?」

弓月「俺はお前が好きだよ。この間ここに来た時から。」

「…ふぇ⁉︎」

嘘…⁉︎

弓月「好きになるのが早すぎかもしれない。でも俺はお前が好きだ。」

「…え…嘘…」

弓月「嘘じゃない。だから俺とお前の間に勝手に壁を作るな。」

「……」

思考が追いつかない。

ご主人様も私もお互い好きってことは…

「…両想い?」

つい言葉に出してしまった。

弓月「そうだな。」

「ほんと…?夢じゃない?」

夢じゃないことは分かってるけど聞いてしまう。

だって…両想いだなんて思ってなかった。

弓月「本当だよ。」

「……」

どうしよう。

「嬉しい…」

弓月「……でさ」

「…はい?」

弓月「その…まだ会ってばかりなのは分かってる。でもお前を手放したくないし、俺の隣にいて欲しい。だから…俺と付き合ってくれないか?」

「…‼︎」

全身に電撃が走った。

ご主人様から…告白されてる。

弓月「…⁉︎お、おい⁉︎」

「…え?…あ」

私…泣いてる。

弓月「わ、悪い、泣かせるつもりはなかったんだ…」

ご主人様…焦ってる。

可愛いよね、こういうところ。

そんなところも好きなんだ。

「いえ…大丈夫。嬉しくてつい泣いちゃいました((ニコ」

きっと私は涙で顔を濡らしてるだろう。

でも精一杯笑顔を作った。

弓月「えっと…じゃあ…」

「はい。こちらこそ宜しくお願いします((ニコ」

弓月「本当⁉︎」

「本当です((ニコ」

弓月「……嬉しい。嬉しいよ…」

ギュ

「んっ⁉︎」

弓月「ありがとうあなた…一生大切にするからな。」

「…はい」

私も背中に腕をまわす。



こうして私達は身分の違う恋人同士になった。
闕
おはこんばんにちはー(。・∀・。)ノ

またまた登場、駄作者です。

今回でついに恋人同士になりましたね!

おめでたいっ!

(文才がなさ過ぎてロマンチックに書けなかったけど…)

しかしこれでハッピーエンド…とはいきませんよ?(*-`ω´-)

ここで終わったらただの恋愛話になってしまいます!

まだまだ主人公のあなたさんには弓月に振り回されて貰わなければ!

面白くない…ですよね?

あ、いやだったらこれ以上読まなくてもいいんです。ちょっと物悲しいけど。

まぁ好きなようにしてください。

駄作者にとっては読んでくれること自体がありがたいんです!

これからもどんどん話を展開する予定なので、気ままに待っていてくださるとありがたいです。

ではまた!

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