第4話

♯2.嶺二とPlaying St.2
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2017/10/18 01:07
嶺二の部屋に着き、美歌をベッドに沈める。
寿嶺二
寿嶺二
運んでいる間、大人しかったけど。緊張してる?
ガチガチになっている美歌。
寿嶺二
寿嶺二
じゃあ、僕は指と唇しか使わない。どう?
嶺二なりの配慮なのか、美歌は頷く。
寿嶺二
寿嶺二
じゃ…先ずは額。
優しく口付けしていく嶺二。
寿嶺二
寿嶺二
頬っぺたにも…次は、耳かな?
天宮美歌
ひゃあ‼/////
寿嶺二
寿嶺二
くすぐったい?
美歌の耳元で囁きかける嶺二。
寿嶺二
寿嶺二
なるほど~第1弱点は耳っと…
(ふっ。)
天宮美歌
ああ、もう…
頬を膨らませて拗ねる仕草を見せる美歌。
寿嶺二
寿嶺二
はは。メンゴ。ねぇ…機嫌、直して。
美歌の両頬に手を添えながら宥める。
天宮美歌
もう、しないなら許します。
寿嶺二
寿嶺二
分かった。でも……
天宮美歌
でも?何ですか?
寿嶺二
寿嶺二
キスなら、大丈夫だよね?
指を絡めながら、手の甲にキスする嶺二。
天宮美歌
…/////
寿嶺二
寿嶺二
その沈黙は、僕の行動次第で変わるよ。
真剣な眼差しで問う嶺二にドキッ❤とさせる美歌は下を向く。
寿嶺二
寿嶺二
こ~ら。僕の瞳から目を反らさないで。
顎クイされた挙げ句、一気に距離が縮まってしまう。
天宮美歌
寿、先輩…/////
寿嶺二
寿嶺二
な~に?言ってごらん。
天宮美歌
んっ…/////
寿嶺二
寿嶺二
(あれ⁉これって、嬉しい誤算だよ~😆🎶)
天宮美歌
っはぁ…///これで、満足ですか?
寿嶺二
寿嶺二
まだ…いや、全然足りない‼っ…///
天宮美歌
んっ…‼///
舌を絡ませる嶺二。
天宮美歌
んっふ…/////
衣擦れの音と、互い口付けの音が入り交じる。

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