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2021/04/30

第30話

NOT SUNNY 30 day
重岡side
学校に着けば門で既に仁王立ちしてる
淳太と濵ちゃん。
重岡大毅
重岡大毅
………まーす。
中間淳太
中間淳太
まーす。ってなんやねん。
そのまま勿論
俺は淳太と濵ちゃんと一緒に学校の中に入って
職員室まで一緒に行った。

職員室に行けば淳太の椅子に座って
書類を事細かく書かれて
最終的には校長と長話。

全部終わった時には
あともう少しで朝のHRが始まる数分前やった。

濵ちゃんが教室まで一緒に行こうと
声をかけてくれて職員室からそのまま
教室まで向かう。
ただその間まで俺らは何も喋らない。

ずっと沈黙のまま。
濵田崇裕
濵田崇裕
……今回の事は許されるような
ことでは無いけど…。
長ったるい廊下をポツポツと歩いていた時
隣にいた濵ちゃんが口を開いた。
重岡大毅
重岡大毅
……おん。それは分かってる。
濵田崇裕
濵田崇裕
……でも、ありがとうな?
重岡大毅
重岡大毅
……いや、俺は別に何も。
濵田崇裕
濵田崇裕
………これ、アイツのやろ?
濵ちゃんが俺に手を差し出して
その手の中には前に文化祭で俺があなたにあげた
バレッタが。
重岡大毅
重岡大毅
……なんで持ってんねん。笑
濵田崇裕
濵田崇裕
落ちててん、倉庫に。
返すの結構遅なってもうたから
それに多分まだ怖がってるやろ?
しげの方がまだええんちゃうかなって。
重岡大毅
重岡大毅
…………おん、分かった。



濵ちゃんからバレッタを受け取った後
濵ちゃんはスタスタと廊下を歩いて行った。

でも俺はそのバレッタを見つめて
暫く立ち尽くしていた。
重岡大毅
重岡大毅
……もう、俺やないねんな……。



そう。

このバレッタをあなたにあげるのも

あなたに付けてあげるのも

俺の役割やないから。
濵田崇裕
濵田崇裕
……しげー?何してんねん〜!!
鐘鳴るで〜〜〜!!
重岡大毅
重岡大毅
はいはい!!今行くわ〜〜!!
走って先を行く濵ちゃんに追いかける。

目の前には自分のクラス。

濵ちゃんが先に入って俺はその後に入る。

最後に濵ちゃんから貰ったバレッタを
握りしめてジャケットのポケットに仕舞って
教室に入った。


久しぶりに入る教室。
俺が入ったらガヤガヤしてた教室が
一瞬静かになったけど
直ぐにまたうるさくなった。

噂はあっという間に広まるから。
多分俺が学校が来なかった理由も
もうバレとるに決まってる。

俺の席に着いて椅子に座れば
もう自分の席に座ってた小瀧と目が合って
口パクで「おはよう」と言われ
俺も笑顔で応えた。