第37話

37 ありがとう。
948
2017/10/25 09:02
私は下を向いてしまった。












風磨
フフッ。あなた。行っといで。
本当に自分が好きだってそばに居たいって思う人居るんだろ?
あなた

風磨くん。あのね。私…
ずっと風磨君のことが好きだった。
でもね…

風磨
それ以上言わなくても大丈夫だから。
早く行ってこい!
風磨くんは笑顔でそう言ってくれた。
あなた

ありがとうございます!

そういってもう1度風磨くんの顔を見た時私は気づいた。









泣きそうなのを堪えた笑顔だった。








風磨くん。ずっと好きだった。

でも私は行くね。背中押してくれてありがとう。








探さなくちゃ。
ちゃんと言わなくちゃ。






あなたが好きです。

プリ小説オーディオドラマ