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第6話

♯4.告白
61
2017/10/19 11:02
外はすっかり、白い息が舞う初冬。
カミュ
カミュ
美桜。今度、シルクパレスに行く予定が出来た。
シルクパレスとは、周り一面が永久凍土でオーロラが有名な、カミュの出身地でもある。
結城美桜
こちらに戻るのは、遅くなるのですか?
カミュ
カミュ
(クスッ…)
美桜も一緒だ。
結城美桜
えっ‼私も、良いのですか?
カミュ
カミュ
ああ。美桜が一緒でなくては意味がないからな。
美桜は、軽く首を傾げる。
ーシルクパレスー
カミュ
カミュ
足下に気を付け…
と、カミュが言い終える前に、美桜は足を雪に捕られる。
結城美桜
きゃっ‼
カミュ
カミュ
美桜‼大丈夫か?💦
結城美桜
すみません…😥⤵
カミュ
カミュ
立てるか?
手を差し伸べるカミュの手を取って立ち上がる。
結城美桜
ひゃあ‼///カミュ先輩…///
カミュ
カミュ
また、雪に足を捕られかねんからな。屋敷に着くまで、我慢しろ。
結城美桜
…/////
美桜を抱き抱えたまま、カミュは屋敷に向かい歩を進める。

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