第3話

親友も!?
859
2017/10/20 13:52
私はとても嬉しかった。
2年生の頃から好きだった友達が、今では恋人なのだから。
あなた

よろしくね/////

山口ともや
山口ともや
うん/////
私達は、そんなぎこちない会話をした。付き合って初めての会話。
とても幸せな気持ちだった。
そして、何事も無かったかのように、もう1度鬼ごっこを始めた。
谷埜勇輝
谷埜勇輝
あなたタッチ〜!
あなた

あっ!捕まっちゃった!
私が鬼か…

山口ともや
山口ともや
なぁなぁ
ちょっとこっち来て
私達2人は、みんながいない所へ移動した。
山口ともや
山口ともや
はい。タッチしていいよ!
あなた

えっ?鬼変わってくれるの??

山口ともや
山口ともや
うん!はやくしないと、みんな来ちゃうよ?
あなた

ありがとう😊

優しい。
私は大好きな気持ちでいっぱいになった。
そして次の日、学校で。
「あなたと山口って付き合ってるんだろ?」
友達の声が聞こえた。
他の友達も、みんなみんな知ってるようだった。
「なんで知ってるの?」
と聞いてみた。
すると、
「山口が自慢して来たんだよ」
「あいつ、先生にまで自慢してたぞw」
山口は、私と付き合えたことを嬉しいと思ってくれている。
そう思うと、とても嬉しかった。
その時、廊下の奥に彼の姿がみえた。
話しかけよっかな。でも、恥ずかしいな。
今考えると、高校生の片思いみたいだなw
私はその場で立ち止まっていた。
すると、彼が話しかけてきてくれた。

山口ともや
山口ともや
よぉ!あなた!
あなた

おはよっ

緊張していた私は、こんなぎこちない返事しかすることができなかった。
今までは、こんなじゃ無かったのにな。
それと同時に、話しかけてきてくれた嬉しさで胸がいっぱいになった。
その日の放課後も、あなたと山口と花羽と勇輝と隼汰の5人で遊んだ。
次は、勇輝が告白する。
私と山口と隼汰は目を合わせ、頷いた。
東屋隼汰
花羽!勇輝が言いたいことあるってよ!
齋藤花羽
齋藤花羽
どしたの〜?
谷埜勇輝
谷埜勇輝
あっ、あのさ、俺、あっ、ちょ、ちょっと待って
とても動揺していた。
勇輝は隼汰にこう言った。
谷埜勇輝
谷埜勇輝
やっぱ俺言えないよ…
お願い!花羽に伝えて!
東屋隼汰
しゃーねーな!
それを聞いた私と山口と隼汰は、また、合図をした。
山口ともや
山口ともや
あのな?勇輝がな、花羽の事好きやって!
だから、付き合ってほしいんやって〜
齋藤花羽
齋藤花羽
えっ!?嘘だ!
そう言って、花羽は勇輝をみた。
勇輝は三角座りをし、顔を手で抑え、下を向いている。
本当だと言うことを察した花羽は、勇輝のいる所へ駆け寄って隣に座り、こう言った。
齋藤花羽
齋藤花羽
これからよろしくお願いします!
勇輝は、顔が真っ赤に染まっていた。
それは、花羽も同じだった。

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