第31話

可能性
877
2017/11/12 10:09
まさか__________になるなんて
シルクside
俺は先生に呼ばれてちょっと話を聞いてたんだ…そしたら
七海side
私達は先生に呼ばれて話を聞いてたの…そしたら
ンダホside
俺達は先生に呼ばれて話を聞いてたんだ…そしたら
病院の先生
あやさんは記憶喪失になっている可能性があります…それもシルクさんとの記憶だけ…
シ・な・ン
え…?
シルク
シルク
な、なんで…なんで俺との記憶だけが…
病院の先生
多分シルクさんとの間になんかあったんじゃないんですか?それかシルクさんに関する何かが…その影響だと思います…
七海
で、でもそうじゃないかもしれないんですよね?
病院の先生
はい…
ンダホ
ンダホ
じゃあ…やっぱり信じるしかないよ…
シルク
シルク
そうだな…俺あやのところ行ってくる…先生失礼します…
七海
じゃあ私達もこれで…ありがとうございました
病院の先生
いえ…
七海
ンダホ…私この後用事あるから帰るね…
ンダホ
ンダホ
用事?
七海
うん…
ンダホ
ンダホ
分かった…俺はシルクのそばにできるだけいるようにするよ…あやがいないぶん俺が支えてあげないと…
七海
そうだね…じゃあシルクのことよろしくね…
ンダホ
ンダホ
うん…じゃあ…気をつけてね…
七海
うん…ありがとう…
ーーーー病室ーーーー
シルク
シルク
あや…
((涙が溢れる
ガラガラガラッ
シルク
シルク
誰?
((後ろを向く
ンダホ
ンダホ
シルク…今はたくさん泣いていいから…あやが目を覚ますまで俺がお前のこと支えるから…
シルク
シルク
ンダホ…ありがと…
((涙がさっきよりたくさん溢れる
ンダホ
ンダホ
俺にはこんぐらいしか出来ないから…
シルク
シルク
なぁ…ンダホ…
ンダホ
ンダホ
ん?
ンダホside
俺はシルクの顔を見るともう泣いてなかった…
シルク
シルク
もしあやがほんとに俺の事忘れてたらどうすればいいのかな…
シルクはあやの手を握ったまま俺にそう言う…
ンダホ
ンダホ
そんなのもうわかるでしょ?
シルク
シルク
…?
ンダホ
ンダホ
もう一回好きになってもらうように頑張ればいいじゃん
シルク
シルク
でも…
ンダホ
ンダホ
じゃああやが誰かに取られてもいいの?
シルク
シルク
やだ…
ンダホ
ンダホ
じゃあ頑張らないと…
シルク
シルク
そうだな…でもまだ記憶が消えたとは限らないから俺消えてない事を信じる…
ンダホ
ンダホ
おう!
でも先生が言ってた可能性がほんとになるなんてこの時の俺達はまだ知らなかった…
ーーーー朝ーーーー
シルクside
今日は学校が休みの日だから俺はあやの病室に行った…もちろんンダホと七海と一緒だ…
ーーーー病室ーーーー
俺達は病室に行った…
ガラガラガラッ
俺達は中に入った…
シルク
シルク
え…?あ…や?
七海
え…?
ンダホ
ンダホ
ほんとだ!あやちゃん!
((あやのそばに駆け寄る
七海
あや!
七海もそれに続いてあやに駆け寄った…
俺もその後にあやの近くに行った…
シルク
シルク
あや…!
良かった…ほんとに良かった…
記憶はあるのか?
俺との記憶は…
あってほしい…お願いだからあってくれ…!
あや
あっ!七海!ンダホ!それと…

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