前回までのあらすじ
迂闊にもお兄ちゃん以外の他人に
着いていってしまった僕の運命は
やはりここで犯されることなのだろうか
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嫌だ｡このままだと間違いなく犯される
僕はまだお兄ちゃんともした事無いのに
離して､と手を振り払おうとした､けれど
力が強い...振り払えない...痛い...
僕の頬を涙が伝う｡助けてよ,お兄ちゃん
あぁ...今まで悪い子だったから?でも
お兄ちゃんに誤解されたままで終わるのは
絶対に嫌だ｡小さい頃は無垢だったのに｡
何で僕はこんなケダモノみたいな奴に着いて
いってしまったんだ｡気づかなかったんだ｡
後悔の念が心に渦巻く｡とうとう僕の抵抗は
虚しく服を無理矢理引き剥がされた｡
こんな弟を迎えに来る王子様なんか
この世界で果たしてどれ位居るだろうか
戦意喪失した僕の部屋を開け放ったのは
他の誰でもないお兄ちゃんだった｡
……To be continued