優愛:「どうしたの?あんた」
沙菜:「え?なにが?」
優愛:「なんか今日浮かれてない?」
沙菜:「え!そう見える…?」
優愛:「うん。ガッツリ。」
沙菜:「うっ…(喜びが出てしまっていた…)」
優愛:「なんか嬉しいことでもあった?」
沙菜:「いや、まぁ、うん…/////」
優愛:「勇希になんか言われたの?」
沙菜:「うんー…/////」
優愛:「付き合えたの?」
沙菜:「いやいや!付き合ってないよ!」
優愛:「そうなんだー」
沙菜:「うん〜」
優愛:「じゃあ帰ったらまた話聞かせてよ」
沙菜:「うん!聞いて!」
.
優愛に勇希との話をした。
.
今が…?
よし…
勇希と話してみよう。
え、なんだろ…
わかんないんだけど
え、どういうこと?
.
私のこと…
もしかして…?
好き…とか…?
え、なになに?…
え……
うそ……
どうしよどうしよ
すごく嬉しい…
流れでもなんでも…
嬉しいよ…
え…
これ現実なのかな…
本当に本当に嬉しいよ
やっと気持ちが伝えれた
やっと気持ちが伝わった
勇希も一緒の気持ちだったなんて…
本当にありがとう
え?
そんなの決まってる…
だって
大好きだもん
勇希
大好きだよ
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。