第20話

夏の終わりの花火大会part6
4,527
2017/11/25 06:38
神社に着いた
神社は祭り会場から少し外れた場所にあるため人は誰もいなかった
あなた

なんか誰もいないしちょっと怖いなぁ…

沖田
沖田
大丈夫でさぁ
それにお前人込み苦手だろィ?
あなた

まぁそうだけど…
よいしょ (神社の石畳に座る
あー疲れた

沖田
沖田
(あなたの隣に座る)
お前疲れんの早すぎだろィ
まだお化け屋敷にしか入ってねぇでさぁ
あなた

下駄はいてるから疲れるの!
あ、もうそろそろ花火が上がる時間だね♪
楽しみ

沖田
沖田
そうですねィ…
あなた

総悟兄?どうしたの、もしかして総悟兄も疲れちゃった?

沖田
沖田
いや…
あなた

ん?どうしたの??

沖田
沖田
あなた、お前のことが好きでさぁ…
あなた

えっ…

沖田
沖田
俺ぁお前が赤ん坊の頃からずっとお前のそばにいた
いつの頃からかお前を守りたいと思うようになったんでさぁ
最初は兄弟のようにして育ってきたから妹として守りたいって思い込んでやしたけどこの前やっと気付いたんでぃ
あなた、俺はお前を女として守りてぇ
もう誰にも渡したくねぇ
だから、だから俺と…俺と付き合ってくだせぇ…
続く…

プリ小説オーディオドラマ