第3話

放課後は恋の時間♪
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2017/10/22 04:16
それから一週間。

私はいつも先生と一緒に放課後勉強していた。

「今日授業わかった?」

「う・・・うん♪」

「本当?」

頭を撫でられた。

ドキン・・・。

「ごめん。明日会議あるから勉強できないかも」

勉強が終わって明日の打ち合わせ♪

「そっか・・・」

「ごめんな」

「ううん♪大丈夫!」

ポタポタ・・・。

雨が振りだした。

先生が教室を出るのと同時に携帯がなった。

ピロン♪
れん
今日部活出る?
れな
私は出るよ~♪
あなた

私も~♪

れん
宿題やろうぜ♪夜
あなた

OK♪

れな
誰の家でする?
あなた

順番的にれんの家でしょ♪

れん
わかった。じゃあ晩飯食べたら集合な!
あなた

了解👍

れな
OK♪
~体育館~

私はテニス部!

谷原先生が顧問だから入部した。

今日は雨だから体育館でする事になった。

ポーン!ポーン!

れんとれなは三年生に混じって試合をしていた。

二人はなんでもできるから。

私は、先輩にテニスのルールを教えてもらっていた。

「集合!」

部長の掛け声でみんな集まった。

谷原先生が前に立った。

「今日は雨だから早めに終わります。背一杯頑張ってください」

「はい!」


~18:00~

部活が終わって私は一人で片付けをしていた。

谷原先生と放課後勉強してたから女子に目をつけられていた。

「はあー・・・」

バッチ!誰かに電気を消された。

「キャー(;o;)」

電気が切れた。

「え?うそ!どうして?」

暗いのは嫌い。

「誰か・・・」

キーとドアが空いた・・・。

「佐藤?」

谷原先生の声?

「先生・・・?」

「どこにいる?」

「ここ・・・」

怖くて涙が出てきた。

ポロ・・・ポロ・・・。

「先生・・・?」

黒い影が前に来た。思わず抱きついた。

ポロ・・・ポロ・・・。

「もう大丈夫だから」

先生は私を抱き締めた。

ドキン・・ドキン・・。

電気がついた。

グス・・・グス・・・。

離れた。

「大丈夫か?」

「うん・・・」

先生に抱き締められた瞬間。やさしい匂いがした。

「送っていくから」

先生・・・。優しくしてもらったり、抱き締めてもらえるんだから期待してもいいよね?

先生の車に乗った。

ハックシュン!

上着を着せてもらった。

「あ・・・ありがとう」

「ああ」

家についたのは19;00だった。

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