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第1話

〜Prolog〜
プロローグ

ーーー「おいで!」
私は素直に呼ばれた方へ向かう。
「なぁに?」
この頃はまだ、幸せだった。
私が「持っていた」秘密も知らずに。
「あーっ、好きだよっー!」
あぁ。心が痛いくらいに嬉しい。
「ありがとう、私も大好きだよっ」
私は、人から愛されるような子供じゃなかったから...。
人から愛されることは嬉しいんだってこと、
この時に初めて知った。ーーー



今思えば人に愛されることは、
好かれることは、奇跡だと思う。
付き合ってることなんて、奇跡以上に奇跡だ。
今、もしあなたに付き合っている人がいるのなら、
人に愛されることは当たり前じゃないんだって、
幸せな時間ほどすぐ「消えて逝く」んだって、覚えておいてほしい。



これは、私の絶望の物語。
私の「傷」は永遠に消えない。癒えない。
「...人って不幸よね。
人を愛してしまうのだから。
愛なんて、幸せなんて知らない方が
案外生きやすかったかもしれないのに...。」
静かな世界でひとり、私は呟いた。

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のんの🌙
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