第6話

恋のライバルはすぐそこに
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2019/03/20 09:57
4校時のチャイムがなった

いろいろと準備をしていると



羽風「千秋、高峯君来てるよー」

守沢「おう、すまん」



そして、高峯のとこに行く
守沢「翠、来たのか。用事はなんだ?」

高峯「あ、はい。ここじゃちょっとなんで、屋上でいいですか?」

守沢「おう、そうかそうか、わかったぞ!」

そして屋上につくと



高峯「守沢先輩...」

守沢「ん?なんだ?」

高峯「好きでしょ。あなたのこと...」

守沢「...えー!!!」




なんだなんだ!!
いきなりすぎんか!?
なんで分かってるんだ?
顔に出てたのか?!

あれこれと考えていると




高峯「どうなんですか?先輩」




翠が真剣な顔で俺を見る




守沢「...今日、気づいたんだ。あなたのことが好きだって...」

高峯「...はぁ?今日って?え?嘘でしょ?」

守沢「ん?」

高峯「先輩、あなたが好きだって丸分かりですよ?あなたの前だとずっとそわそわしてるし、顔赤くなるし...」




ま、マジか?!
もしかしてあなたも気持ち気づかれてたりして...




高峯「今、あなたに気持ち気づかれてたりしてとか思ったでしょ」

守沢「なっ!?」

高峯「図星かよ...言っときますけど、あなたは、先輩と一緒で超鈍感ですから」

守沢「な、なっ!?」




あなたって鈍感だったんだ

えっと鈍感ってなんだ?

まいいか!
高峯「俺も好きですからあなたのこと...」

守沢「...へ?」




今、なんて...?

あなたが好き?

高峯があなたのこと好き?




高峯「負けませんから...それじゃ」




その言葉を屋上に残すと

高峯は、帰っていった

ドアを閉める音だけ屋上に響き渡った

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