第7話

第七章 〜結婚式当日〜
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2017/11/01 14:27
結婚式当日の事。

彼はとても綺麗だった。

今までで見た事の無いくらい美しくそしてカッコよかった。

彼に声をかけようとしたがシンデレラといたようで私は声をかけることが出来なかった。

彼の愛しい横顔...

だが彼のその目に私は映らない。

映っているのは彼を愛し、彼に愛されたシンデレラ。

その場に立ち尽くした私に気づいた彼。

シンデレラに一言告げ彼は私の元に来た。

そして彼は私に告げた。


よおあなた
あなた

うん。久しぶり。

今日は来てくれてありがとな。
あなた

うん、おめでとう!二人の結婚式に出られて嬉しい(ニコッ

なんでこんな嘘しかつけないんだろう...。

また空々しい笑顔で言ってしまった...。

私はまた前と変わらずに彼に言った。


俺さお前が1番の友達。いや幼なじみでよかったと心から思う。
ほんと、ありがとな。あなた
彼は私そう言って微笑んだ。

もう私に優しい言葉をかけないで...。

私はあなたを忘れたい...。

この小さい頃からの私の気持ちをどうか消し去りたい。

なのにあなたは私の心を揺さぶる。

私はまたあなたを好きになってしまう。

もう嫌だ...。

こんな思いをいつまでもしていたくない...。



あなた

ううん。こちらこそありがとう。私も幼なじみでいられた事が嬉しかった。

あなた

本当にありがとね。

おう!あ、もうそろそろで式始まるみたいだ...。俺行くな。
あなた

うん!行ってらっしゃい。

もうそろそろで結婚式が始まる...。

この結婚式が終わったら私はどんな顔をして彼に顔向けをすればよいだろう...。

私のこの気持ちにもケジメがつくかな...。

そう密かに思っていた...。

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