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第2話

回想 始まり
「ん……朝…?」




カーテンに差し込む太陽の光で目が覚める。
時間を確認しようと私は壁に掛けてある時計を見た。




「7時……30分?……ああ!!!!

遅刻だ!間に合わないって!!」




昨晩の夜更しが効いてしまったのか
本来7時に起きるはずが、こんな時間になってしまった。




「あなたー先に行ってるからー」




「待って!!送ってって!」




「なんでだよ」




靴を履いている兄の背中に声を掛けると
ため息混じれで応答する。




「遅刻寸前なんだよ!!お願い!!」




「こんな時に魔法があれば
俺はこんな目にならなくて済んだかもな」




「そうそう。それに!私だって遅刻せずに……
って違う!!送って欲しいんだよ!!」




「はいはい。分かった」




"ほれ"とヘルメットを渡されて私は外へ行った。

兄は大学生でいつもバイクで通っている。
だから遅刻してもいつも送ってくれる。
さっきみたいな言い合いは珍しくないけどなんだかんだ
優しい兄なのだ。
「近くまで着いたぞ。授業頑張れよ」

「うん!お兄ちゃんもねー!」




手を振って見送った後、猛ダッシュで学校まで走る。




「……はぁ…瞬間移動的なの出来たらいいのに」




そんなことを考えて
ありえもしない現実にため息ばかり出て来たその時。




「ほら……こう、人差し指でほいっとやったら
…ギャァァ!!!!」




人差し指でクルッと回すと突然地面が抜けて
アリスの如く真っ逆さまに落ちていった……

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まめ子
まめ子
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