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第7話

ついに…
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2017/12/19 06:25
先生
来ちゃったけど大丈夫かな…?
うまく出来るのか……
正直、とても不安だ。
なんせ、ひと回りも歳が離れてるんだ。
周りからだってどう思われるか…
でも、好きなんだ。

浴槽に浸かっている私。
先生はゆっくりしていいと言ったけど、そんな余裕はない。これが初めてという訳では無い。でも、今度は違う。ずっと好きだった人。憧れだった人。そんな人と繋がれるんだ。そう思うと、無意識に体が緊張してしまう…

そう思いながら私は浴室を出て、次いで先生が入っていった…
あなた

これ何のリモコンだろう?

ふと気になった私は、近くにあったリモコンのスイッチを入れた。
テレビ
やっ…あっああっ…んんッんッ…
あなた

えっ!?
ちょっと!!どうしよう?!

そう思っているうちに、先生が浴室から出てきた。
先生
あなた!?
あなた

ちっ、違うの!
見たくてつけたんじゃないのッ
間違ってついちゃって、消そうと思っても消し方わからなくてッ///

先生
分かった、分かったから。
1度落ち着いて?
そう言って先生はテレビの電源を落とす。
テレビから卑猥な音が聞こえなくなり、私もまた落ち着いた。
先生
本当にびっくりしたよ。
我慢出来なくて、一人でしてるのかとでも思ったよ。
あなた

そ、そんなことしませんっ///
でも、凄く気持ちよさそうだった。
あの女の人。

その言葉が彼の本能に火をつけたみたいだった。
先生
あなた…。
名前を呼ばれて、顔をあげると目の前には彼の顔が…
頭が少し混乱しているうちに私の唇は彼に奪われた。
はじめは、優しく触れるだけのキス。次第に下唇を甘噛みしたり舌先でなぞったりと激しいものになっていった。
あなた

先生…

わたしが、そう言うと先生は私を優しくベッドに押し倒した。
そしてこう言った。
先生
極力優しくするけど、激しくなったらごめんね?
耳元で囁かれて私にもスイッチが入ったみたいだった。
あなた

いいよ。
激しくなっても大丈夫だから///

だんだんと部屋の明かりが暗くなっていく。それと反対に私達は熱い夜を送ろうとしていた。

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