第3話

虐めprologue
115
2017/10/21 08:44
虐めprologue…

こんにちは。
私、天野直美 15歳の女の子。
もう直ぐ、高校1年生…

又々、前回の続きから、
お話しします。
よろしければ、
この、長いprologueにお付き合い下さいね。

アホらしい、と、思った方は、
スルーして下さい。

授業中にも、
それらの虐めは、続きます。

消しゴムのカスや、輪ゴムなどが、
私の頭髪に、付着…

それに、私の教科書は?
体操服は?
カバン、靴は?
何処に⁈

そこは、ゴミ箱の中、
プール、下水の中、
グチャグチャのボロボロで、

ア〜机の中まで…

まだまだ、
数えあげたらキリがないくらい…

だけど…
1番酷いのは、言葉の暴力…

毎朝の登校時間、休み時間、下校時間
果ては、外出先、自宅にいてさえ…
容赦無く、

[キタナイ][クサル][サワルナ]
[気持ち悪い]
[トロイ][ドンクサイ][ハヤク、シネ]

罵詈雑言…

何も、サワレナイ…
何処にも、居場所が無い…

ねぇ…教えて⁈
私の何が、そんなに、イケナイノ…


モチロン、先生にも、言ってみた。

デモ、ダメね。

あの人達は、先生の前では、
良い子にシテル…

先生は、私に、
信じられない言葉を、投げ掛ける。

『貴女にも、原因が、あるのでは⁈』
…(失笑)…

例え私に、原因が、
あったとしても、

全校生徒に、サゲスマサレル
理由には、ナラナイと思ぅ…

両親にも、相談したけど、
先生に、掛け合うだけで、

全然ダメ。

絶望的。

私、何度も、何度も、
(もぅ、イヤ、シンジャイタイ)
って、思ってた。

デモ、ダメね。

このまま消えるのは、
ジブンと、ヤツラに、負ける事…

それだけは、嫌だった。

私が、イナクなった、
墓石の前で、

ヤツラが、嘘の反省を、するのを、
天空で見るなんて…

そんな私も、いちょうは女の子。

中学2年の時

ハジメテ好きになった、
男の子がいた。

ただ、見てるだけで、
幸せだったのに…

周りに、私のオモイがバレて、

大好きだった男の子に、

『悪けど、気持ち悪いから、
そぅいうの、止めてくれる⁈』

…ッ…ナンテ…
ショックだった。

彼だけは、チガウと、
信じてたのに…

私が、ホントウに、
変わったのは…

きっと、この瞬間だった、と思う。

結局、
誰も、助けになっては、
くれなかった。(苦笑)

ミジメな、私は、独りぼっち…

コレカラ、ドウショゥ…

(暗転)

ごめんなさい。

今日は、ここまで…

読んで下さった方

ホントウに、
アリガトウゴザイマス…

ササイナひと言で、

傷付くココロを

ワスレないでね。

では、マタ…





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